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■印象 (いんしょう)(impressions)
歯冠修復物の作製にあたり、歯牙の形成状態を模型上で再現するために、各種印象材を用いて型を採ること。

■院内感染 (いんないかんせん)(hospital infection)
医療機関にいる間、または医療行為にて病原体の感染を受けること。

■エキスプローラー (歯科用探針)
う蝕や歯石、硬組織疾患の有無などの探索に用います。

■エナメル質
歯の表層にあり、人間の体の中で最も硬い組織でできています。

■オートクレーブ (autoclave)(高圧蒸気滅菌)
一定の温度と圧力を示す飽和水蒸気で、加熱することによって微生物を殺滅する方法。熱によって損傷するもの以外の、器械・器具・材料の滅菌に適する。

■ガス滅菌 (がすめっきん)(gaseous sterilization)
ガス体を使って滅菌する方法で、熱や圧力に耐えられない器材・器具の滅菌に有効である。主にエチレンオキサイドガスを用いる。 欠点として、滅菌に長時間要する事・残留ガスの毒性がなくなるまで使用を控えることなど、滅菌から使用までに時間を要する。

■局所麻酔 (きょくしょますい)(toponarcosis)
手術時などに、意識を失わせることなく、知覚神経末梢に作用して刺激伝導を遮断し、身体の一部の知覚を消失、または鈍麻させること。局部麻酔。

■欠損 (けっそん)
歯がない事。(欠損部位→歯がない部分・部位)

■口腔 (こうくう)(buccal capsule)
口からのどまでの空洞部分。口の中。

■咬合(こうごう)
歯の咬み合わせのことです。
矯正や差し歯の場合、咬み合わせが変わってしまう場合があります。
咬み合わせは人間の体にとって非常に大事な役割をしています。
咬み合わせが変わってしまったことで体の調子が悪くなってしまう場合も少なくありません。

■咬合採得 (こうごうさいとく)(bite taking)
歯の噛み合わせを取る事。

■クラウン
むし歯治療のために削った歯を全面的に覆う被せもののことです。

■殺菌灯(紫外線消毒) (さっきんとう)(germicidal lamp)
紫外線を発して、殺菌を行う低圧水銀灯。

■失活歯
神経を抜いてしまった歯のことです。神経を抜いてしまうと、年々歯が 黄ばんだり、黒ずんでいきます。

■歯垢 (しこう)(dental plaque)
口腔内細菌が停滞した食べかすとくっつき、歯牙表面に付着した黄白色を帯びた粘着性の物体のことをいいます。

■歯周組織 (ししゅうそしき)(parodontium)
歯肉・歯槽骨・歯根膜・セメント質を総称して歯周組織という。 歯は顎骨の歯槽骨内に植立しています。

■歯石 (しせき)(dental calculus)
歯垢の中の細菌が、唾液の中のカルシウム成分と混ざり石灰化したもの。

■歯槽骨 (しそうこつ)(alveolar bone)
臨床用語で、歯槽部を構成している骨をいう。 上・下顎骨のうちで、歯が植立することによりできた骨部であり、歯の消失とともになくなるので、歯槽をつくる骨として上・下顎骨の一部ではあるが、とくに歯槽骨という。歯槽の壁を構成する骨質を、ばくぜんと歯槽骨という。一般的には、上・下顎骨の歯槽突起を構成している領域をいう。

■歯肉 (しにく)(gingiva/gum)
一般的に”はぐき”と呼ばれる。歯冠の根もとの部分を取り巻き、歯槽骨に付着する強靭な粘膜。

■笑気吸入鎮静法 (しょうききゅうにゅうちんせいほう)(nitrous oxide-oxygen anasthesia)
歯科治療への不安感や恐怖感を取り除き、痛みの感覚を鈍らせる目的で使用されるガス麻酔薬。
麻酔作用は弱いが鎮静作用が強く、生体に対する毒性がほとんどないため、小児や障害者の治療にも広く利用されています。

■静脈内鎮静法 (じょうみゃくないちんせいほう)(intravenous sedation)
麻酔法の一種。麻酔薬を静脈内に注射して行うもの。

■人工歯根 (じんこうしこん)(dental implant)
欠損した歯の根元に埋め込むために、セラミックス・金属などで作られた歯根。 歯科でのインプラントの意。

■浸潤麻酔 (しんじゅんますい)(infiltration anaesthesia)
処置・手術部の粘膜下や骨膜下に、注射で麻酔薬を浸潤させ感覚を麻痺させる方法で、歯科治療において最も多く用いられる。

■切開 (せっかい)(incision)
表面を覆っているものを切り、開く事。

■知覚過敏 (ちかくかびん)
冷たいものや、歯ブラシが当たって『痛い』『しみる』などの感覚がおきることです。

■チタン (titanium)
チタン族に属する遷移元素の一。元素記号 Ti ・原子番号二二。原子量四七 ・八八。 銀灰色の鋼に似た固体金属。軽くて強度があり、耐食性も強い。ほとんどすべての金属と合金をつくる。 タービン翼や、飛行機の機体の材料などに利用される。工業材料として重要。チタニウム

■チタン合金 (ちたんごうきん)(titanium alloy)
チタンを主成分として、アルミニウム・クロム・鉄などを添加した合金。 軽く耐食性・強度にすぐれ、化学工場の機械装置や、航空機・自動車・船舶などに用いられる。

■鎮痛薬 (ちんつうやく)(analgesics)
中枢神経系に作用し、除痛または疼痛を弱める薬剤をいう。 鎮痛剤のうち、炎症を軽減する作用を併せ持つものを鎮痛消炎剤と言い、鎮痛剤(非ステロイド剤)の大部分はこれに属する。

■伝達麻酔 (でんたつますい)(conduction anasthesia)
処置または、手術部位の神経伝達路に局所麻酔剤を注入し、その支配下の神経全体を麻痺させる方法。 上顎は眼科下孔、下顎は下顎孔に行う。特に下顎大臼歯部は支配神経が複雑に走行するので、下顎孔に対する伝達麻酔の頻度が高い。

■ノーベルバイオケア (Nobel Biocare)

■バイオフィルム (biofilm)
細菌集団を含んだマトリックスで、対象物の表面、または境界面に付着しているもの。 歯科で言うバイオフィルムとは、むし歯・歯周病の原因菌となる歯垢(プラーク)が熟成され、自ら産生する菌体外多糖(グリコカリックス)<粘着性のネバネバした多糖体>によって覆われ、固体表面にフィルム状に強固に付着して、増殖した状態を指す。

■剥離 (はくり)
剥がし取る事。

■パルスオキシメーター (径皮的動脈血酸素飽和度測定器)
この測定器は、動脈血の酸素飽和度と心拍数を無侵襲に、リアルタイムに連続測定することができる。通常の歯科治療の場合、呼吸循環系合併症のある有病者の、リスク管理のために私用する。

■表面麻酔 (ひょうめんますい)(surface anaesthesia)
局所麻酔の一種で、注射その他の痛みを伴う処置をする前に、麻酔薬を局所の表面に塗るもの。

■プロビジョナルレストレーション (provisional lestration)(暫間補綴物)
補綴治療中に装着する仮の歯。

■補綴 (ほてつ)(prosthetic appliance)
歯の欠損を義歯・金属冠などで補い、機能を修復すること。

■ホワイトニング(whitening)
歯を削ったり色を塗ったりしないで、歯の色素を分解することで、歯を白くする方法。

■埋入 (まいにゅう)
埋め込む事。

■麻酔 (ますい)(anesthesia)
一時的に神経機能を低下させて、痛みの感覚をはじめ知覚や意識を失わせること。外科手術の場合、また一般に痛みを除く目的で行われ、全身麻酔と局所麻酔とがある。麻酔薬のほか、冷却・鍼はりなどの刺激も利用される 。

■無歯顎 (むしがく)(edentulous jaw)
歯が全くない状態の顎

■滅菌 (めっきん)(sterilization)
すべての微生物を殺滅、または除去する。

■模型(歯科模型) (もけい)(study model)
口腔内の型を採り、その印象面に石膏を流し込んで作る模型のこと。 口腔内の状態を、石膏で再現する。 口腔内を総合的に診断するために、上下顎の全顎模型を作製して、咬合状態を再現しながら観察する。

■メタル・ボンド・ポーセレン(porcelain fused to metal)
合金によって歯冠補綴物や架工義歯の基体を鋳造製作し、薬液処理したのち、本陶材を築盛成形して焼成すると、陶材は金属に溶着する。金属によって裏装されているため強度があり、しかも、陶材による天然歯色をした審美性によい歯冠補綴物が得られる。

■薬液消毒 (やくえきしょうどく)
消毒薬の効果は、温度・濃度・時間によって大きく影響される。 手指の消毒、創面の消毒、器具・器材の消毒など、様々な用途で用いる。 アルコール系・両性界面活性系・逆性せっけん・アルデヒド系・フェノール系・ヨウ素系・塩素系ーなどに分類されます。

■ラミネートベニヤ
セラミックの板を貼り付けて行う審美歯科的施術

■隣接面 (りんせつめん)(adjacent surface)
歯と歯が隣り合っている面。

■レジン充填 (れじんじゅうてん)
歯と同色の、プラスチック様の材料をつめる方法。コンポジットレジンともいいます。